• "西田浩次"(/)
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  1. 養父市議会 2017-02-27
    2017年02月27日 平成29年第83回定例会(第2日) 本文


    取得元: 養父市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-10
    2017年02月27日 : 平成29年第83回定例会(第2日) 本文 (376発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 印刷プレビュー                 午前9時30分開議 ◯議長(深澤  巧) ただいまから、第83回養父市議会定例会2日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。        ──────────────────────────────   日程第1 会議録署名議員の指名 ◯議長(深澤  巧) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、2番、足立隆啓議員、3番、田村和也議員、以上、2名の議員を指名します。        ──────────────────────────────   日程第2 議案第1号から議案第7号 ◯議長(深澤  巧) 日程第2、議案第1号、平成29年度養父市一般会計予算から議案第7号、平成29年度養父市下水道事業会計予算までの以上7件を一括議題とします。  2月24日に議案第1号、平成29年度養父市一般会計予算の歳出、民生費までの質疑は終わっております。  本日は、4款衛生費から質疑を行います。  ページ数予算書の100ページから117ページまで。  質疑はございませんか。  6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 予算書で105ページ、それから実施計画書では217ページです。  お聞きしたいのは、「健康な食の拠点づくり」事業です。実施計画事業概要をちょっと読ませていただきましたら、まんどの湯の関係で、先ほど言いました、健康になるための食を中心、の中で、「笑いと健康お届け隊」の活動を、まんどの湯の来客者や地域住民に行うことで、健康づくりを行うということを書かれております。お聞きしたいのは、まんどの湯の場所で行うということなのか。また、これもするし、養父市の中のいろんな場所で、このような「笑いと健康お届け隊」というような活動をされるのか。単品でまんどの湯だけなのか。お聞きしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小畑健康福祉部次長◯健康福祉部次長(小畑 美由紀) シルバー人材センターが行っています「笑いと健康お届け隊」の事業は、すでに平成26年度から各公民館単位で、地域に出向いて、高齢者の虚弱を予防する活動として、各地域で実践をしております。現在で、26地域でやっておりまして、非常に高齢者の方の心と体の元気を、今現在高めている事業であります。
     各市内、いろんなところの区で行っている方たちを、また交流も兼ねて、まんどの湯の施設を使うということも有効でありますし、そこに来られた一般のお客様たちに対しましても、シルバー人材センターが持っています、その指導力を生かして、皆さんが健康になっていただけるといいということで、地域でも行っていますし、その力を発揮して、まんどの湯でも行っていきたいという計画でございます。 ◯議長(深澤  巧) 6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 大変いいことだろうと思ってますし、それと、シルバー人材センターとのかかわりは、今回、まんどの湯のほうがかかわりがあるということなんですが、これまで、シルバー人材センターと、先ほど言いました、笑いと健康お届け隊というようなかかわりはこれまでにもあったんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 小畑健康福祉部次長◯健康福祉部次長(小畑 美由紀) 先ほども申し上げましたように、養父市の健康を高めていくためには、高齢者の方たちが地域の中で活躍する場を設けるのが大きなことだと思っておりますし、そのために、地域の隅々まで出かけていって、高齢者の方が活躍できる場をつくるために、シルバー人材センターの会員さんを、高齢者の虚弱を予防するための指導者として、平成26年度から養成をしてきております。ですので、シルバー人材センターの方と密接に連携をとって、その地域の中で力を発揮していただける仕組みを、市では持ちまして、活動をしていただいているところです。 ◯議長(深澤  巧) 6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) シルバー人材センターとの関係、大いにあるようなんですが、そもそもこの隊自体の隊員の方々は、どなたになるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 小畑健康福祉部次長◯健康福祉部次長(小畑 美由紀) シルバー人材センターの会員です。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、一般会計予算歳出の4款衛生費の質疑を終結します。  次に、一般会計予算歳出予算の5款労働費、6款農林水産業費について質疑を行います。  ページ数予算書の116ページから131ページまで。  質疑はありませんか。  5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 5番、津崎です。  123ページ、1項の農業費の農業振興費の中の、右のページですけど、上から10番目くらいの、耕作放棄地対策事業補助金ということで90万円あります。これは田んぼでも畑でも山でも……。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                 午前9時38分休憩        ──────────────────────────────                 午前9時39分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開いたします。 ◯議員(5番 津崎 和男) 耕作放棄地対策事業補助金、90万円ということで、これは田んぼ、畑、山、山は関係ないけど、田んぼ、畑を対象にされるということですね。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 対象とします農地につきましては、荒廃農地調査耕作放棄地の判定を受けております田と畑を対象にしております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 耕作放棄地ということで、市民の中でも農地の保全とか、ありますけど、これは例えば、耕作放棄地を、また草を取ったり、木を抜いたりして、耕して、物をつくらなくては対象にはならないんですか。よく田んぼなんかはとりあえず草刈りをしたら、補助金の対象になるとかということはありますけど、いかがですか。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 農地としてしっかりと農作物をつくっていただくということを前提に補助のほうをしていく予定にしております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) わかりました。次の125ページの、これも農林水産業費で、農業振興費の中の右側の125ページ2番目、法人農地取得事業ということで100万円上がっております。これは、面積的にはどのくらいな計画であるのかということです。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) 法人農地取得事業でございますけれども、こちらにつきましては、平成28年度、今年度、改正国家戦略特区法に基づきまして、養父市において、法人が農地を取得する事業ができました。基本的には、これ、特区の区域計画に認定をされて行うわけでございますけれども、平成28年度につきましては具体的に事業が、農地の移動が見えた段階で補正予算等を計上させていただきました。平成29年度ですけれども、現時点、まだどの程度の面積の農地取得が行われるか、具体の計画は今時点でございませんけれども、今後とも市として推進していくという立場で100万円を当初予算に計上しているものでございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 計画ということで、では、今年度、平成28年度は企業が3社なり、取得したと思うんですけど、これは、いわば、田んぼが多いとは思うんですけど、基盤整備田ばかり集中しとったというか、普通田とか、山田とか、そういう物件というか土地はなかったように思うんですけど、いかがですか。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) 今年度、法人農地取得事業で企業が所有した農地でございますけれども、現時点、所有権の移転まで終わっているのは3社でございます。この中には、能座地区のような中山間地もございます。あと、大屋地域におきましても、基盤整備、一定程度されているもの、されてないもの、いろんなものございますけれど、一筆一筆非常に狭小な農地であっても、法人として活用できると見込まれているところの農地の取得等を進めていただいているというふうに理解をしております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はありませんか。  1番、藤原芳巳議員◯議員(1番 藤原 芳巳) 1点、質疑を申し上げます。  予算書の121ページ、実施計画書では267ページであります。  今、脚光を浴びているといいますか、養父市ブランドとして売り出している朝倉山椒を初めとした農産物の開発事業費でございますけども、平成28年度実績として朝倉山椒の販売高というのは、見込みでも結構ですが、幾らくらいになるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 今、但馬内で、これ、JA取り扱いの分ですけども、約11トンが今年の取れ高でございます。当初、もう少し見込んでおりましたが、気候等の関係もあって、約11トン、但馬内で収穫して、それを価格で約2,000円程度で、いろんな形でJAも含め買い上げているところでございます。そのうち約半分が養父市産ということになります。ちょっと細かい数字は覚えておりませんが、約半分が養父市産ということになります。 ◯議長(深澤  巧) 1番、藤原芳巳議員◯議員(1番 藤原 芳巳) この実施計画書にあります、朝倉山椒出荷販売額、KPIという、ここに7,500万円出ておりますけれども、これは目標として、朝倉山椒だけの売上目標ということで承知していいでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 朝倉山椒の出荷額ということになっております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) 3番、田村です。予算書で125ページの中段にあります、堆肥センター管理運営事業費であります。実施計画書では279ページとなっております。ここの今年の予算でありますけれども、嘱託職員臨時職員の賃金として1,100万円ですか、上がっていますけれど、この職員の体制について、どのような体制になっているのかをお伺いをします。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 堆肥センター人員配置ですけども、嘱託職員が2名、それから主に事務を行います臨時職員が1名の3名でございます。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) 嘱託職員が2名、事務員の臨時職員が1名というふうにお伺いしました。今回この堆肥センターですけれども、昨年大きな事故をしたり、それから施設の管理不行き届きがあり、労務署かなんか指摘を受けた施設でありますけれども、その安全面について、この職員体制で対応できるのか。いわゆる月曜日から土曜日まで勤務体制がありますけれども、そのうち2名体制でやっている曜日があると思うんですけれど、2名でこの施設の管理ができるのか、その辺どのように考えておられるのか、職員体制についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 昨年、労働基準監督署等に指摘を受けました部分については、全て改善を行ってきたところでございます。3名の職員体制の中で、当然、休み、職員の休暇等の関係もありまして、2名体制で仕事をする日も当然ございますが、今のところ、現在のところ、2名で安全が脅かされるとか危険な状態になるといったようなことはございませんし、職員のほうからもそういった、2名体制になることが不安であるといったようなことも聞いておりません。今の体制で十分であると思っております。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) 堆肥センターは結構広いところで建物の管理も大変だと思うんですけれども、事務員が1人で作業員が1人、その作業員が現場へ行っている間、その作業員が倒れてても現場の確認ができない状態に今おかれている状態が続いていると思われますけれども、そういった職員体制に負担をかけているような勤務体制になってないか、その辺どのように考えておられるのか。一向に、その職員体制は影響ないと、これでこの施設の管理はできるんだというふうに考えておられるのか、再度お伺いします。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 必要最小限の人数で効果を上げていきたいということもございます。限られた人数で、経営規模にもよるところで、今の3名の人員を配置しているところでございます。職員同士の連絡もとり合いながら、何かあれば直ちに対応できるような体制は、話し合いもする中で、安全には十分注意をしているところでございます。また、KYTというんですか、安全の確認、作業の確認もしていく中で、仕事のほうをしております。どうしても、多ければ多いほどいいわけですけども、やっぱり事業規模といったようなところもございますので、3人が今の適量といいますか、適当な人員配置だというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) 事故が起きてから、何かその職員体制に影響のあるようなことのないように管理していただきたいと思います。  それからこの堆肥センターですけれども、看板がないんですよね、入り口に。今度、予算で、そういう農業特区ということで、この堆肥も有名になってきて、観光客でも温泉に寄ったところに売ってあったらそれを買っていかれる方も結構見ております。そういった、堆肥センターの入り口などに看板なんかを設置する費用は今回上げておられませんけれども、どのように考えておられるのかお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 県道、トンネルの付近から、琴弾のトンネル入り口あたりから入るところについては、誘導の、この奥に堆肥センターがあるという誘導の看板は設置はしているところでございます。あと、施設については、もちろんそこに看板といいますか、施設の看板は設置しているところでございます。誘導の看板については今のところ今年の予算の中で考えてはおりませんが、必要とあれば現予算の中で考えていくことも考えたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) 近年ですけれども、市外からのお客様がふえているような状態が続いていると現場の職員から聞いておりまして。時間をかけて来ているが、その現場までにその誘導の看板がないために、だいぶん時間がかかったという方がおられたようです。ですからやはりそういう看板も設置して、堆肥センターの管理をしていただければと考えておりますので、その辺、看板について再度設置の計画なり、あるのかをお伺いします。 ◯議長(深澤  巧) 守本産業環境部次長◯産業環境部次長(守本 隆之) 再度調査した上で、看板が必要だという判断をすれば、設置のほうを考えていきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、一般会計予算歳出の5款労働費、6款農林水産業費の質疑を終結します。  次に、一般会計予算歳出の7款商工費について質疑を行います。ページ数予算書の130ページから139ページまで。  質疑はございませんか。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) それではお尋ねをさせていただきます。会計の予算書の134ページ、135ページの関係です。負担金の関係で、日本貿易振興機構に20万円というふうなことで、事務事業の詳細を見せていただきますと、特産品の海外での販路開拓に当たり支援を仰ぐというふうな形が明記になっております。具体的にどういうふうな支援を仰ぐのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) 日本貿易振興機構、ジェトロの負担金の関係でございます。養父市としては、昨年から朝倉山椒の海外輸出に関しまして、イタリア・ミラノ、あるいは今年度に入りまして、フランス等のほうにも、やぶパートナーズを通じまして、商品の販売展開等をしておるところでございます。こういった海外での展示会等出店に当たりまして、この日本貿易振興機構、ジェトロの海外の支部の支援をいただいておりまして、また、イタリアとかパリ、そういったところ、フランスですね、そういったところからシェフ等、養父市のほうにも訪れていただいております。そういった関係で日本貿易振興機構と密接に連携していく中で、この負担金の拠出を行おうとするものでごさいます。基本的には、朝倉山椒の海外輸出、これらの振興に、より支援をいただく、そういった意味での負担金を拠出しようとするものでございます。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 今おっしゃいますように、海外進出の際に、いろんな助成をやっていただくんだというふうなことなんですけど、フランスなりイタリアなりにそれぞれ海外に商品を搬出される場合、フランス語であったり、いろんな言葉が必要になってくると思うんですけど、そういうふうな通訳もこの中に含まれておるという理解でよろしいんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) こちらの負担金につきましては、日本貿易振興機構、海外のほうにも支店等がございます。そういった海外の支部等の職員の方がいろいろとその売り先、朝倉山椒の活用される売り先等を紹介していただけると。そういった形の費用というふうに考えておりまして、実際に展示会等出店する場合には、そこで、やぶパートナーズが必要とする通訳等の手配は別の予算等で対応するというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 大体今の内容で、ちょっとまた精査をさせていただきたいなというふうに思います。質問を変えます。予算書のページの136、137ページの部分です。実施計画書の316ページの部分です。八鹿温泉のとがやま温泉の関係です。PFIの関係の協議期間が平成29年11月で終了というふうなことで、当初予算に上がっておりますのも11月分までかなというふうに思っておるんですが、基本的にこの施設について、これから協議をしていくんだというふうなことになろうかというふうには思うんですが、市の基本的な考え方はどういうふうな考え方をされているのかお伺いをさせていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) とがやま温泉の施設でございますけれども、PFI事業によりまして、平成29年度で満15年が経過をするというところでございます。当初、契約期間が15年でございますので、その最終年度に当たるわけでございます。引き続き市としてはこの施設をどのように維持していくのか、そういった、維持していく方向で今のPFI事業者とも施設の運営実態等聞き取りをさせていただきながら今後どのような形で管理していくのが望ましいのか、検討していきたい、協議をしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 基本的に存続の方向で検討していきたいというふうなお考えのようであります。予算は前年から見まして、約1,000万円近くの減額で、11月分までが継続されておるというようなことで理解をするわけですが、協議が整い次第、補正予算で予算が上がってくるというふうな理解をしておいてよろしいんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) これまでのとがやま温泉に関するサービス対価につきましては、当初、民間事業者、PFI事業者が負担して建設した事業費等も15年間に分割をして、対価としてお支払いをさせてきていただいたところでございます。それらの支払いについては、契約に基づきまして、この11月で終わります。ただ、議員御指摘のように、今後の運営形態のあり方によりまして、必要であればまた補正予算等も計上していくことになろうかと思いますが、これまでとの差額、先ほど申しました1,000万円につきましては、建設費が含まれる、含まれないで大きく変わっていきますので、そのあたりは、額は変わってくるかというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 予算書で135ページです。それから実施計画書で308ページです。観光業振興事業補助金をお尋ねしたいと思います。その中で事業概要に書いております、それから事業目的の中に、ハイパーボウル東鉢伏スキー場で、という、スキーやスノーボード、ソリ遊びができる環境を整備するということが事業概要に書かれておりますが、具体的な環境整備とはどういうものなのかお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) 観光一般事務費の中の観光業振興事業補助金でございます。これにつきましては、平成27年シーズン、こちら暖冬によりまして、少雪、雪が少なかったと。それによりまして、スキー場の営業もままならない事態が起こっておりました。これらを受けまして、スキー場の事業者のほうから、少雪時でも雪持ちがいいような形、例えばプラスノーの設置であるとか、芝生等、貼り芝等を行って、少しでもスキーが楽しめる環境、少ない雪でもスキーが楽しめる環境をつくりたいということで、平成28年度も補正予算等で、既にハチ高原では工事を実施させていただいているところでございます。平成29年度以降、他のスキー場でもニーズがあればということで、今、予算のほうを計上させていただいておりまして、具体的な事業の中身、工事の中身については、今後この事業を、この予算の議決後にまた事業者と打ち合わせをさせていただきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 6番、藤原哲郎議員
    ◯議員(6番 藤原 哲郎) ぜひ協議をしていただきまして、有効なことになるようにお願いをしたいと思います。  それから続きまして、予算書で137ページ、それから実施計画書では313ページです。養父市版DMOの推進事業についてお伺いしたいと思います。事業概要に書かれておりますこと等も読みますと、平成29年度は大屋地域のほうでというような読み込みができるんですが、まず最初にお聞きしたいのは、養父市版DMOの組織化について、市としてどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) DMO自体につきましては、観光地域づくりということで、地域の観光事業者だけでなく、交通事業者、あるいは商工業者、農業者等、地域の魅力、宝を売り出していく、広く広めていく上で、そういった組織を構成して、実施をしていくというのが今、国、日本全国でも進められているところでございます。ただ、そういった地域におきましては、やはりその最初に多様な関係者が参画をしますと、それぞれの利害等もございまして、どのような組織、どのような地域づくりをしていくかの議論に非常に時間を要するというようなところも感じているところでございます。  現在、養父市では大屋地域におきまして、幾つかの観光施設が連携をして誘客の促進、あるいは実際のお客さんの融通によりまして、それぞれの施設が忙しくなるというような傾向も見えてきております。こういったまず小さな範囲になるかもしれませんけども、それぞれの地域の観光施設の取り組み、こういったものを一つ一つ積み上げていって、それを将来的には大屋地域全体、あるいは養父市全体に広げていけないかということで、今、養父市版DMOという名称をさせていただいておりますけれども、基本的に平成29年度につきましては、大屋地域の観光施設を中心にそこの顧客データ、あるいはその満足度等の調査、これも単に聞き取りだけではなくて、インターネット等も活用したアンケート等実施するなど、いろいろな手法を用いて顧客のニーズ、観光客の求めるものというものを把握していきたいというふうに考えておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 部長のほうから、養父市版DMO的なこと、それから平成29年度予算に絡んだ大屋地域のこともありましたが、考え方としましては、養父市版、養父市のDMOの組織化は今後、平成29年を境に考えていくだろうと思いますが、今回の平成29年度予算に絡みましたことについては、DMOというような、大屋版ではなしにということなのか、全体の市のDMOと、それとその中の大屋支部、大屋版というんですか、DMOを考えて実施されるのかどうか、そこのあたりをお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) DMOにつきましては、一般的には法人格を持って、1つの法人として活動するというのが通常でございます。ただ、やはり先ほど申し上げましたように、そういった法人格を持つとその会社の経営のあり方等々で、いろいろと議論に時間を要することもあるということで、まだこの養父市版DMOについては、すぐさま法人格を持って活動するというものではございません。まずは地域の観光事業者が連携をして、調査を進めていきたいというものでございます。ただ、これ、市から委託という形で考えておりますので、単にそのかかわった事業者のためだけのものではなくて、当然市内の事業者さん、関心があればそういった情報は共有できる体制はつくっていきたいというふうに思っておりますので、今時点では市全域を対象にした、その協議の場みたいなものは設置をし、今回の平成29年度予算で得られた成果というのは市全体で有効に活用できるようにしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 部長のほうから、委託ということが出ました。予算もそういうふうになっているかと思うんですが、具体的に平成29年のこの委託先というのはどこなんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 藤山産業環境部長◯産業環境部長(藤山 健人) 平成29年度につきましては、やぶ市観光協会に委託をさせていただきたいというふうに考えております。その中で、やはり観光協会の大屋支部が中心となって、この事業を実施していくというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、一般会計予算歳出の7款商工費の質疑を終結します。  次に、一般会計予算歳出の8款土木費について質疑を行います。ページ数予算書の138ページから151ページまで。  質疑はございませんか。  11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) 予算書の139ページから143ページにかけまして、道路橋りょう補修事業費というのがございます。143ページの予算書には、1億4,300万円が上がっております。それからもう1箇所、予算書の141ページに道路橋りょう維持事業費、7,213万9,000円が上がっております。ちょっとお聞きいたしますけれども、実施計画書では377ページと375ページであります。まず375ページで、道路パトロール及び市民からの情報に基づく施設の修繕工事ということで委託料620万円、工事請負費1,245万円が予算化されております。それから377ページで、これも道路に関するメンナンスという格好で、3番目のところに工事請負費2,310万円が市道の路面維持事業ということで上がっております。ここにも書いてありますけれども、市道が延長525キロメートル、路線が1,225路線の中で、工事請負、メンテナンスとかパトロール、市民からの情報関係におきまして、1,245万円の予算が計上してあるんですけども、今までの例として、どのくらいの予算的な面で消化されてきとるか、路面を補修されてきておるかという、そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) まず道路橋りょう維持事業費のほうの工事請負費の1,245万円の予算に対しまして、今までどのような予算というか執行状況であったということですけども、その年々によりますけども、ここのところにつきましては、例年の執行状況を見ながら予算を計上いたしております。過去の状況を見ましても、千二、三百万円を超える程度のものでずっと執行している状況でございます。それともう一つの道路橋りょう補修事業費のほうの市道路面維持事業費でございますけども、これにつきましては道路の路面の舗装のみを限定いたしました国庫の補助金をいただいて事業を執行している分につきますけども、当初予算では2,310万円を計上いたしておりますけども、社会資本総合交付金につきましては国のほうからの内示率が非常に低い状況でございまして、2,000万円まで届かない状況で、1,000万円を少し超えるくらいの状況での執行状況がずっと続いているぐあいでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) 今、お聞きしたんですけれども、パトロールとかということもありますけれども、市民からの情報いうんか、要望とか、年々出てきておるんですけれども、その要望に対してはほぼこのくらいの予算で消化できていると思いますか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) 工事請負費のほうの1,245万円以外にも、その実施計画書の2番に書いてありますように、需用費のほうの修繕料ということで463万円を計上いたしております。工事費に対しまして、こちらのほうは修繕料ということで、すぐに対応できるという体制で行っている部分であります。それ以外にも、原材料費のほうで補修材料を購入したりしながら、市の職員が直営でやったりとかそういう体制で市民からの苦情であったりとか、情報に対しては対応できていると思っております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) 次に377ページで、全部で1億4,030万円が予算化されておりますけれども、まず通学路の交通安全対策に1,000万円ほど上がっております。非常に私はこれはありがたいことだというふうに思っておりまして、ぜひ通学路を完全な安全なものにしていただきたいというふうに思います。その次の2番目に、橋梁長寿命化対策事業というのがありますけれども、これが9,000万円予算化されております。これはちょっと具体的にわかりませんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) 橋梁長寿命化対策事業でございますけども、養父市では599ある市の橋梁につきまして、事前に橋梁長寿命化計画という計画を立てておりまして、その計画に基づきまして、計画的に橋梁の長寿命化、かけ替えとかなどではなく、長寿命化、傷んでいるところを補修いたしまして、その橋の持っている寿命を延ばしまして、市の費用負担が一気に、かけ替えとかそういうふうに負担にならないようにということで、計画的に橋を補修している事業の工事請負費になります。 ◯議長(深澤  巧) 11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) そしたらこの委託料の1,000万円というのは調査費を指しておるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) この予算書に上がっております委託料1,000万円につきましては橋梁の修繕工事を発注するための実施設計のための委託料になります。 ◯議長(深澤  巧) 11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) 次の、市道路面の維持事業であります。これも委託料が2,000万円、それから工事請負費が2,310万円ということになっておりますけれども、本当に市民の生活に直結する市道でありますので、十分な対応をしていただきたいと思いますけれども、先ほどもちょっと説明がございました。補助の関係でちょっと内示がなかなか大きなものが入ってこないということでありますけれども、前のパトロールとかそういう面での予算も含めて、何とか市道の維持管理のほう、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 1点だけお尋ねをさせていただきます。予算書のページの144、145ページの部分です。都市計画の総務費の関係で、実施計画書でいいましたら353ページ。本年度で八鹿の中心市街地の関係の都市計画の見直しがなされるというようなことで委託料の予算が1,000万円上がっております。通常といいますか、都市計画の見直しに当たって、原案をつくられて縦覧、それから都市計画審議会、それから県の同意を得られて都市計画決定がなされていくんだろうというふうに思いますが、この期間というのはどれぐらいを要するのか。いつからかかって、どれぐらいの、決定までに時間がかかるのかお尋ねをさせていただきます。 ◯議長(深澤  巧) 林まち整備部長。 ◯まち整備部長(林  安宏) 中心市街地の関係でございますけど、都市計画自身の変更ということ、取り組むということではなく、グンゼのほうに今度文化会館が来るというような方向性が出ましたので、そのあたりの周辺の整備等のアクセス道路などの、道路の整備等を今回委託で検討していきたいというふうな分の委託料でございます。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 今言われます内容の部分の中で、県の同意であるとか、その辺の行為は必要ないという理解でよろしいんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 林まち整備部長。 ◯まち整備部長(林  安宏) 大きな方向性としては、今の都市計画のマスタープランの中で動いていきますので、特に大きな、県のほうに申請して同意が必要というようなことまでは、今の段階では考えておりません。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 質問を中に入れさせていただいたんですが、具体的にいつごろから着手をされて、いつごろに計画のでき上がりといいますか、見直しが完了するというふうなスケジュール的なものを考えておられるようでしたら、お教えいただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 林まち整備部長。 ◯まち整備部長(林  安宏) 発注につきましては、来年度になりましたら、比較的早いうちにと思っております。ただ、文化会館等の調整等もありますので、そのあたりを十分連携を図りながら考えていきたいというふうに思っております。具体的には、何月何日、いつごろということは言えませんけれど、そのあたりは文化会館の進捗とあわせましてこの計画を策定していきたいとは考えております。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 並行してやっていくという考え方なのか、都市計画決定のほうを先に計画決定を打っておいて、その上に文化会館をのせてくるのか、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 林まち整備部長。 ◯まち整備部長(林  安宏) 都市計画決定を打ってというようなことまでは考えておりません。並行して、連携を取りながら、十分進めていきたいというふうには考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 149ページ、5項の住宅費、2目、住宅管理費ということで、右のページ、説明書きの真ん中にありますけれど、住宅リフォーム支援事業ということで、住宅リフォーム支援事業補助金が700万円ということで、これまでずっと、この事業が始まってから1,000万円の補助をしていたはずなんですけど、700万円になった理由を聞かせてください。 ◯議長(深澤  巧) 林まち整備部長。 ◯まち整備部長(林  安宏) この住宅リフォーム事業でございますけども、平成23年度から取り組んでおります。毎年約1,000万円の補助金というようなことで計上させていただいております。効果につきましては約その20倍の経済効果があったというふうには判断しております。当初、平成23年度からしました段階で、約5年程度の目安でリフォームをやっていこうというようなことでしたが、好評でしたため、来年度、平成29年度もやっていくことになりましたが、今年度の申請等の状況を見ましたら、それより前の年に比べましたら、もう前の年なんかでしたらほとんど7月8月で申し込みが終了というようなことになっておりましたが、平成28年度、今年度につきましては、やはり若干それが鈍化しております。11月ごろ、12月の初めごろに申請を打ち切るというようなことで、少しリフォームのほうは皆さんのほうに行き渡ったかなという判断と、もう一つは耐震のほうに少し力を入れていきたいと。昨年の9月でしたか、養父市を震源とする地震もありました。耐震のほうに力を入れたいということで、その残り1,000万円の残りの300万円につきましては、耐震のほうに300万円を計上、補助をしていくという方向で、計上はさせていただいております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 部長から先ほどもありましたけれども、20倍以上の効果ということで、平成23年度からということなんですけど、今年度、12月19日で受付が終了しています。これ、もともと地元の工務店さん、大工さん、左官屋さんとかに大変効果がある、喜ばれている。もちろん市民もなんですけど、基本的に新築を、家を建てる場合には、きょうの、このごろの御時世ですから、ハウスメーカーが、大手が乗り込んでくるんですけど、基本的にそういう地元の業者を守るための施策であったので、ぜひともまた1,000万円、いっとき1年ですか、1,500万円、補正を500万円上乗せしたということで、ぜひとも復活させていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  15番、勝地貞一議員。 ◯議員(15番 勝地 貞一) 1点だけお伺いをしたいと思います。実施計画書376ページです。本年は本当に雪が、どか雪といいますか、一気に雪が降ったわけでございます。車道等は民間の委託等でされておって、一気に降ったために市民の方から非常に遅いと、いろいろな苦情をいただいたわけでございますが、ただ、こうなってきますと、特に通学路なんかは、市道の場合はなかなか機械がないということもありまして、通学に支障を来したというようなことも聞いておるわけですが、この中で備品購入費として除雪車4,800万円が見込まれておりますが、これは車道をされるような除雪機のみの購入で、以前では歩道等、各区から要望があれば、各区から小さいといいますか、ロータリー式の除雪機を購入するというようなことがあったんですが、この中にはそういうものは含まれてないのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) この4,800万円につきましては、車道をあける除雪車の購入を計画いたしております。それと、もう1点、地区が購入する場合の除雪車の購入補助でございますけども、養父市小型除雪機購入補助金交付要綱というのがございまして、これに基づきまして、地元が購入される場合につきましては、市の予算の範囲内で対応させていただいているところでございます。ですので、この除雪対策事業費の中の負担金及び交付金の中に、そのような、区が購入する場合の除雪機の購入補助金の分が含まれております。 ◯議長(深澤  巧) 15番、勝地貞一議員。 ◯議員(15番 勝地 貞一) 負担金の中に別の項目、負担金補助交付金のほうで入っておるということなんですが、この補助割合、それから今見込まれておりますのは、各区から要望があればどのぐらいの台数を見込まれておるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) 要綱に基づきまして、地元が購入する購入価格の70%以内、上限150万円で、市の予算の中での判断とさせていただいております。それと、現在4地区のほうから購入の希望が参っておりますけども、なかなか市の予算の中での判断ということになっていますので、全てに単年で対応できる状況ではございませんので、年度計画を立てながら購入ということで、地元のほうにも御理解いただいているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、一般会計予算歳出の8款土木費の質疑を終結します。  次に、一般会計予算歳出の9款消防費について質疑を行います。ページ数予算書の150から155ページまで。  質疑はございませんか。  14番、西田雄一議員。 ◯議員(14番 西田 雄一) 予算書155ページでございます。災害対策費、平成29年度の新規事業の災害対策費、防災・災害対策施設整備事業費1,460万円についてでございます。この事業については、過日の勉強会で若干のことは理解できましたし、詳細については予算特別委員会もありますし、一般質問などでお聞きしたいと考えております。きょうは、この事業は平成29年度においては、このシステムの構築の委託料だけで1,460万円使われるのかどうか。と申しますのが、実施計画書の93ページを見ますと、平成30年度、再来年度になります、今から言えば。480万円ほど予算計上してありますが、複数年でされるのかどうか、その点、お答え願えますか。 ◯議長(深澤  巧) 西田副市長兼危機管理監。 ◯副市長兼危機管理監(西田 浩次) この事業につきましては、平成29年度、平成30年度、2カ年を使った事業となります。当初は、システム構築を業者に委託するわけですけれども、これ、県指定の業者です。そこで、実際システムを導入しながら、具体的な試験運用まで、平成30年度にさらにそれを革新といいますか、補備修正をして本格運用へ、ということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 14番、西田雄一議員。 ◯議員(14番 西田 雄一) それでは、確認します。それでは住民の皆さんの、災害に対しましては平成30年度からが実稼働で実際運用されるということになるわけでしょうか。確認をお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 西田副市長兼危機管理監。 ◯副市長兼危機管理監(西田 浩次) 本格運用、市民の方に広く情報を提供できる体制になりますのが、平成31年度からということになります。平成30年度につきましては、一部試行的には運用ができるんだろうというふうに考えています。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) 予算書の152から153ページであります。実施計画書では92ページ。サイレンの関係であります。この予算書に、本庁地域局のサイレン修繕が179万3,000円上がっておりますが、養父市内に各地区地域にはサイレンがあるんだろうと思います。その辺の状況の把握は十分できておるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 西田副市長兼危機管理監。 ◯副市長兼危機管理監(西田 浩次) サイレンの状況についてのお問い合わせだというふうに認識をしております。サイレンにつきましては、旧町単位で申しますと、旧八鹿町の中にほとんどが設置されております。あと、ほかの地域につきましては、各地域局等に消防用のサイレンがついておるという程度でございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、植村和好議員。 ◯議員(11番 植村 和好) 旧八鹿町には各地区にあるというような、今の答弁でありましたけれども、その中でちょっと不具合が起きとるというような地区もあるようであります。ちょっとその辺を精査していただいて、このサイレン、非常に、本当の緊急の場合にどこにおってもわかるというようなことで、非常に重要な設備であろうというように思っておりますので、ぜひその辺をよろしくお願いしたいと。一応、今年度上がっているのが、本庁と地域局のサイレンの修繕ということで上がっておりますが、各地区にあるサイレンもひとまずちょっと調査をしていただきたいなというふうに思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、一般会計予算歳出の9款消防費の質疑を終結します。  暫時休憩します。                 午前10時35分休憩        ──────────────────────────────                 午前10時45分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。
     休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、一般会計予算歳出の10款教育費について質疑を行います。ページ数予算書の154ページから195ページまで。  質疑はございませんか。  10番、荒田幹夫議員。 ◯議員(10番 荒田 幹夫) 10番、荒田でございます。予算書の171ページ、実施計画書の155ページでございます。文化会館等の建設事業費についてお尋ねをします。基本計画の策定業務の委託費として600万円、CM業務委託費として2,500万円、基本設計実施計画委託費として3,500万円が予算化をされておりますが、このCM事業委託費というのは何か。また、この3つの事業費の違いは何なのかをお聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 西垣市民生活部長。 ◯市民生活部長(西垣 良康) CM業務というのは、皆さんもあまりなじみのない言葉ではないかというふうに思っております。地方公共団体等におけるCM方式の活用というようなことで、公共工事の品質確保の促進に関する法律というのがございまして、その法律が平成26年6月に改正をされております。内容といたしましては、公共工事の発注者はみずから発注関係事務を適切に実施することが困難であると認めるときは、発注関係事務の全部または一部を行うことができる者の能力を活用するよう努めなければならないというような内容でございます。こういったことから、マンパワー不足等によりまして、発注者体制を整えることが困難な公共工事の発注者においては、以前からCMというのは民間においては活用はされておりましたが、このCM方式の活用によって、技術力の補完・強化を図り、施工の円滑化・効率化や適正な施工を確保するため、公共工事におけるCM方式の活用促進を図ることとされたものでございます。  国土交通省はこの法律の改正によりまして、平成26年度から年間5団体においてモデル事業として、このCMの支援を行っておるところでございます。CMというのは、具体的には計画段階であったり、設計段階であったり、施工段階であったりというような、それぞれの段階において、それぞれ支援を行っていくというような内容でございまして、団体によってはどの支援を受けるかということで、当然経費等も変わってくるというようなところでございますが、本市におきましては、基本計画までは市で行い、その後の基本設計、実施設計、それから工事、この業務について、CMの支援を受けたいというふうに考えておるところでございます。  期待される効果といいますのは、やはり言いましたように、短期的に事業量が増加しますので、その時限的なマンパワーの確保が困難であるということ、それから経験の少ない工事でございますので、その事業の手戻りがあってはいけませんし、また、その遅れ等によってコストアップ等につながらないようにということ。それからまた、今回考えられておりますのが、ホールであったり、公民館であったり、図書館機能であったりということで、複合的な施設ということになりますので、また、その専門的な、そういうノウハウがかなり求められておるところです。予期しないトラブル等があってはいけませんので、結果的にそういったことで、先ほど言いましたが、手戻りとかならないようにと。また、最終的に、そういったコストアップにつながってきてはいけませんので、コストアップ等につながらないように、そういったことに支援をいただこうということで、そのCM業務の支援を考えておるところでございます。  先ほどの事業実施計画の中にあります事業費におきましては、基本計画が昨年といいますか、平成28年の12月議会におきまして、債務負担行為ということで認めていただいております、この600万円を平成29年度に予算計上するものでありますし、また、基本設計、実施設計の業務のうち、平成29年度は主に基本設計を行おうというふうに考えておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 10番、荒田幹夫議員。 ◯議員(10番 荒田 幹夫) この3つの事業はいずれも業務委託費ですが、3つの業務の違いがもう一つようわからん。ちょっと簡単に説明を、3つの事業の、委託の事業の説明をいただけますか。またこれ、今、御説明あったようなことは、俗に、プロポーザルとはまた違うわけですか、お尋ねします。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 3つの事業の違いという御質疑かと思います。まず、基本計画の策定業務で600万円計上しておりますけども、これは昨年末に文化会館(仮称)建設基本構想策定委員会のほうから答申をいただきまして、市のほうで構想として今、策定をしようということで進めております。その構想をもとにしまして、具体的な計画を練っていこうと。例えば、部屋の機能であるとか、部屋の大きさ、どんな施設が要るのか。それはホールだけではございません。ホールのもちろん座席数もそうですし、それからどういった志向、例えば音楽ホールとしていくのか、それとも舞台芸術、芝居とか、そういったものにも対応できるホールにしていくのか。いろんな活用方法がございますので、そういったものをいろんな市民の皆さんや、それから利用者の方、オペレーターの方、専門家の方々の御意見を頂戴しながら、構想をより具体的に、計画として策定していこうというものであります。それが基本計画の策定業務ということでございます。  それから、やはり工事を進めていく上で、その業者の選定というのが非常に大きなウエイトを占めてまいると思います。その業者の選定をしていくために、例えば公募をしていく必要があります。そういう募集要項をつくったりとか、審査基準をつくったりとか、それからその前に、策定の方針なんかもつくっていく必要がございますので、そういった発注支援、業者の選定の発注支援をしていく業務として、この2,500万円。それからもう一つは、その中で基本設計の審査であったり、基本設計のスケジュール、それからこれからの工程、いかにそのコストを下げていくか、それからきっちりしたそのスケジュールの中で基本設計が進めていくのか、非常にこう短期間の中で行っていく業務でありますので、そういうことを専門的な集団、専門的な見地からアドバイスをいただこうということで、この業務委託を上げております。 ◯議長(深澤  巧) 10番、荒田幹夫議員。 ◯議員(10番 荒田 幹夫) もう一つお聞きしますが、この予算6,600万円ですが、3つの事業、これは文化会館のみの事業費なのか、それとも公民館とか、図書館、図書室、それから現施設の取り壊しとか、その他いろんな事業がございますね、関連事業。これらの全体構想のその費用も、その中に含まれているのか、それは別個なのか、お聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) この基本計画の策定業務の中には、文化会館、ホールだけではなくて、いろんな部屋、例えば会議室がどれぐらい要るのかとか、それからまた、今は図書室ですけども、図書館の機能も必要だという御意見を策定委員の皆さんからもいただいております。市民の皆さんからも、要望が非常に高いものですから、いかにして図書館の機能をそこに加味させていくことができるのか。それから、また公民館もそこに入っておりますので、それぞれ別々の機能ではありますけども、基本計画の中で、文化会館、それから図書館機能、そして公民館機能、あわせて検討してまいりたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 10番、荒田幹夫議員。 ◯議員(10番 荒田 幹夫) それでは、今現在は文化会館がありますが、あれ、取り壊しを行いますね。それらの後の活用方法等について、そういうものは含んでないわけですか。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 当然、後どうするのかという質問は出てまいると思いますけど、今の段階では後こういう格好で使っていこうとか、庁舎がございますから、庁舎としての駐車場であるとか、それからまた会議室なんかも必要になってまいりますけども、そういう具体的なものについては、この計画の中では検討していくという分野は入っておりません。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 予算書の191ページ、体育施設管理費。実施計画書は490ページ。この項目について質疑を行います。この実施計画書の体育施設管理費の中の養父市都市公園、いわゆる八鹿温水プール、健康支援施設、八鹿総合体育館の指定管理、管理体制についてなんですけれども、平成29年度はこの指定管理体制から直営管理に変更になったということでありますが、次年度指定管理者募集に応募があったのは、現在、指定管理を行っている会社と聞いておりますが、これが継続契約に至らなかった理由をお聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 現在、養父市の都市公園施設の指定管理者の指定管理は平成29年3月末で終わるということで、通常でありましたら、平成28年12月の定例会のほうで提案をさせていただきまして御審議いただくという形でございます。この平成29年度4月からの指定管理の募集に当たりまして、昨年の10月から募集を始めてまいりました。応募がございましたのは、1社がございまして、第一次審査、それから内部の選定委員会での審査等を経てしておったわけでございます。その中で、いろいろと審査をする中で、応募があった事業所様につきましては、適正であるというふうな御判断もあったわけでございますが、その中で養父市のほうが募集要項で書いております希望価格と応募価格とにかなりの開きがあるということで、選定委員会のほうからもその指定管理料について、精査をして、協議をしなさいというふうな御指摘もございまして、内部の選考委員会等も開いて、応募業者様のほうと協議、調整をしてまいりましたんですけども、最終的に協議が整わず、やむを得ず指定管理の議案を出すに至りませんでした。それを受けまして、今回平成29年度の予算で、平成29年度は直営で養父市が行うということで提案をさせていただいているということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 指定管理募集要項の中で、評価項目にあります事業計画、管理運営、また提案価格というものの中で、その他のものでなく、提案価格に対しての開きがあったという御答弁だったんですけれども、現在の指定管理の運営には問題があるのでしょうか。また、そのような声が利用者のほうからあるのでしょうか、お聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 指定管理につきましては、毎月担当のほうが現地に出向いて、いわゆるモニタリングをしたり、それから指定管理を受けている方々にアンケートをとっていただいたりしております。それから、年に2回、運営協議会というのを開きまして、利用者の状況であるとか、それから収支の状況等も確認をさせていただきます。大きな苦情というのは見受けられないような状況でして、例えばプールの利用でありますと、今、講師の方が親切丁寧に行われているということでございまして、それから、体育館のほうの利用についても、利用者の方に対応した適切な対応が行われるということでございます。ただ、私ども指定管理の担当課としまして、施設のほうを見る中で、あそこは都市公園施設でございまして、周りの景観でありますとか、憩い、安らぎの場としてのあり方について、指定管理者のほうに、いわゆるお願いをするということはございます。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 現在、プールの管理体制であったり、講師の方は非常によいという、市民の皆さんの声、好評な声を私も聞いております。それでは、この直営管理に変更になったことで、市の財政的に負担の増額または減額というものはあるのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 指定管理をお願いするという場合でございますけれど、施設の管理運営にかかる民間事業者のすぐれた経営ノウハウであるとか、技術等を活用することによって、管理経費の縮減、利用者へのサービスの向上を図るということを主旨とすることで、養父市内の体育施設等で指定管理をお願いしている分がございます。そういった中で、収入の増もそうですけども、いろいろな事業、施設の管理運営面で縮減を果たしていただくということを期待するのが指定管理でございますので、通常市が直営で運営するよりもやはり効率的な運営はしていただくということで、経費が安く終わるというふうなことがございます。したがいまして、今回予算を提案させていただいた中で、直営するということに鑑みて、若干指定管理よりも経費が上回っている点はございます。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 具体的にこの直営管理に変更することによって、この平成29年度の予算の中で、市としてどれくらいの負担増を、今、負担増は強いられるということであったんですけれども、どれくらいの負担増を予定されておりますでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 具体的な数字というのを申し上げるのがあれなんですども、収入、指定管理の場合は、収入は指定管理業者のほうに入るということでございます。それから直営になりますと、利用料、使用料につきましては、市のほうの収入になるということでございますので、明確にどれくらいの金額あるかなというふうなことにつきましては、すぐちょっと即答にはお答えしかねるところでございますけども、業務の、個別の業務をお願いする、例えば、プールと健康増進施設のほうの運営をお願いする点で、指定管理でされておられたときよりはふえている分があるかと思います。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 事前の資料によりまして、平成28年度から平成29年度の指定管理、直営管理に移行することによって、市の予算の概要としまして、額を示されていると思いますが、今年度の予算額と平成29年度のこれにかかる予算額を市として予定されていると思うんですけれども、その金額というのは今、示していただいておると思いますが、教えていただけますか。 ◯教育部長(小林  実) 予算書のほうの191ページに、体育施設管理費ということで、9,126万円計上させていただいております。この中には、都市公園施設と大屋の体育施設の指定管理の関係の費用が入っております。このうち、都市公園施設全体で占めますのが、おおむねでございますけども、6,857万円ほどかかるというふうなことになっております。昨年の平成28年度のここに係ります経費でございますけども、2,460万円ほどかかっておるということでございます。その違いは、利用料の収入が直接指定管理事業者に入る分がございますので、単純に比較はできないということで御容赦いただきたいというふうに思います。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 本来、指定管理になれば、その利用料の収入というのが指定管理者に入るのはもちろんそうなんですけれども、今年度養父市が直営管理する場合でもその利用料というのは養父市に入るものでありますので、養父市の負担として、一般財源から拠出する金額というのは今、民間ではなくて、経費がかかるので、幾らか多額にはなるというお話だったんですけれども、その具体的な金額は、今は公表はされる予定はありますか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 都市公園施設だけの利用料の見込みでございますけども、2,934万円ほど利用料としては見込んでおるということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 利用料の予算はそれなんですけれども、一般財源から、直営管理に変わることによって、養父市の財政的な負担が一体幾らになるような予定をされているかをお答えいただけますでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 平成28年度の市のほうの指定管理の関係に伴う分が2,461万円、それから平成29年度の分の一般財源で予定してますのが3,917万円ということで、ざっとでございますけども、1,500万円近くになるのかなというふうに思います。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) その募集要項の中でも、リスク分担という話の中で、市の負担区分を拡大しているであったりとか、指定管理者によるところの負担を減らしているというものもありますので、その予算も今回の増額分1,500万円足らずの中にも入っているということの認識でお話を進めさせていただきます。その平成29年度にかかるであろう市の財政的負担額と、募集に応募された現指定管理者の提案金額と養父市の募集に出した希望金額との差というのは、直営管理による財政的負担増額分より大きかったのか、小さかったのか、お聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) それぞれの場合の比較というものはちょっといたしかねると思うんですけども、ただいま申し上げました一般財源ベースで1,500万円ふえるという中で、直営に伴います選定業務でありましたりとか、修繕とか、当然、こちらの市のほうで見なければならない分はふえておるということでございますので、そこの比較がどうであったというのは、ちょっと今すぐにはお答えにくいかなというふうに思います。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 先ほどのお話の中で、民間のほうに委託をすることによって、経費が下がるというお話があったんですけれども、その直営管理することによって養父市の財政的負担がふえることと、直営にすることによって金額が下がるというところは、少しちょっと変えて、分けて考えなければいけないことかなと思います。それと言うのは、直営管理によるところの、この財政的な負担がふえるということであれば、その負担の一部を見越して現指定管理会社のその提案価格と養父市の希望価格との差を交渉等により埋めて、指定管理体制を維持していくというほうが養父市の財政的負担にとっても、この指定管理をされる、この民間の会社にとっても、また今利用されている市民においても利があるのではないかと考えますが、そのような検討があったのかをお尋ねいたします。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 市のほうが希望価格を募集要項で提示させていただきました経緯の中で、前回、今現在2,280万円で指定管理をお願いしております。そういった中でもろもろの経費、電気代等を含めて、470万円近く増額をさせていただいておる、さらに募集要項の中で、養父市のほうが担うリスク分担のほうもふやしておるというようなことで、十分にその辺のことを担当者の方とお話ししてまいりました。そういった中でいろいろとお話を聞く中で、プールの収入面でもう少し企業努力ができないものであろうかというふうな議論もあった中で、ございました。この養父市のほうの希望価格というものもある一定の根拠を持って出したものでございますので、この価格というのがいわゆる契約をさせていただく際の基本的な金額になるのかなというふうに判断をしておりまして、最終的にその協議が調わなかったということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 今、説明の中でもあったんですけども、養父市の希望金額というものと、指定管理を希望される方の提案金額との差なんですけれども、それは民間に委託することによって経費が節減できるというものの押しつけになりかねないと考えております。本来、その2,750万円という金額が妥当であったのかどうかの検証というのがされないままに進めると、今後も同じようなことになって、養父市の財政的負担増がふえる可能性があります。単純に、その1,500万円全て直営に対する負担増ではありませんけれど、そこまでに至らない分で指定管理を継続できるような交渉の幅があったほうが、養父市にとっても、市民にとってもよかったのではないかということをお尋ねしたかったところであります。今後、今、プール事業に関しても、大変な好評なお声を聞いておりますので、維持して、市民の皆様に迷惑のかからないような運営方法を進めていただきたいと思いますが、そのような御予定はありますでしょうか。プール指定管理に対して。 ◯議長(深澤  巧) 広瀬市長。 ◯市長(広瀬  栄) プールの運営についての今の御質疑については、また担当部長のほうから答弁させていただきますが、その前に指定管理のあり方、いろいろ今我々は民間とのいわゆるパートナーシップというようなことで、できるだけ民間にお任せしたほうがいいサービスについては民間にお任せをするというような方向で進んでいることは事実であります。  そういう中で、地方自治法の改正というようなことで、今の指定管理という概念が平成13年から出てきたということでございますが、我々が行います行政サービスであるとか、いわゆる公共調達といわれているもの、これは質とコストのバランスをどう取っていくかということに、我々はいつも配慮しているところであります。そういう意味で、あそこの都市公園施設も、指定管理をやってきておりました。そして運営の状況も見てまいりました。新たな継続ということで、担当のほうも再度適切な指定管理料というのを一度出して、それを表示させていただく、それに対する提案を求めたところであります。ただ、全体を見ております中で、ただコストだけの問題でない、やはりトータルとして考えたときに、今平成13年に始まりました指定管理の制度のあり方というやつを、今回御指摘にあるようなことも、我々も十分承知をした上で、今のまま、ただ、だらだらと続けるのがいいのかどうかということをいろいろ考える中で一度原点に返って、直営に戻してみて、1年ゆっくりもう一度検証したほうがいいのではないかというような思いが働いたことも事実であります。  そういうことでございますので、一旦、指定管理を直営に戻させていただいて、再度指定管理のあり方をしっかりと考えていく。その少し余裕をいただく、それのほうが長い目で見たときに、今お話にありましたような、質と、サービスの質、公共調達、サービス、これらの質とコストの関係、いい形になるのではないかと我々は考えたところでございますので、御理解のほどお願いいたしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 7番、谷垣満議員。 ◯議員(7番 谷垣  満) 今、いいサービスとコストの面で民間に任せるという指定管理体制が進んできたところで、一度見直してということですけれども、今回直営することによって、コスト面では非常に負担がふえるということは確かでありますし、サービスが民間に委譲することで低下しているというような声は聞いておりません。それに対して、直営ですることによって、それ以上の成果を上げるという意識で向かわれるということでありましたら、その負担増も市民の方にも理解を得られるかと思いますので、そのような経営が必要になってくるかと考えます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 2点確認させてほしいんですが、分けまして質疑させていただきます。予算書の163ページの小学校費の備品購入の関係、4,330万円の関係と、同じく中学校費の予算書169ページの備品購入の関係であります。平成28年度の12月に同じような内容の備品の取得の議案が上がったことがありまして、かなりの予算残が生じておりました関係から、早めに事業着手して、少しでも早く、全ての子供たち、教育環境を整えていくべきであるというふうなことの質問もさせていただいたんですが、年次計画で予算が上がっておると思いますが、今年度はいつぐらいにこの事業に着手されるのか、なおかつその予算の状況を見ながら現在お持ちになっておる備品購入の計画につきまして、状況を眺めながら前倒しにしていくお気持ちがあるのか、その辺だけ確認をさせていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 今年におきましても、小学校、中学校での施設整備ということで、ICT整備計画に基づきまして、校務用パソコンの購入等々進めていきたいというふうに考えております。校務用パソコン、小学校で4小学校、中学校で2中学校で、購入をさせていただきます。校務用パソコンとともに関連ソフトを入れるということでございまして、前回この12月の議会のほうで備品取得のほうの御承認いただいたわけでございますけども、平成29年早期の段階で入札業者のほうの選定というんですか、作業にかかりだしていただくというふうなことで、既に今現在、学校等のほうに備品等の導入に入っているわけでございますけども、そういった状況を見ながら、切れ目ないような形で、すぐ対応したいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) ちょっと話はがらっと変わります。予算書の193ページの部分です。学校給食費の関係です。これは昨年度からいい制度ができてるなというふうに私は思っています。基本的にこれを見てみますと、第2子以降の給食費を2分の1に軽減するというふうなことで、ここで見ます給食材料費が193ページの予算書で見ます、給食材料費が9,133万7,000円。それから歳入関係で見ます給食費が7,726万5,000円というふうなことで、約1,400万円程度が第2子以降の助成というふうに理解をするわけですが、いい制度だなと思っております。よく、もう少しといいますか、給食費を全額減免したらどうなのかということでの御意見等もあるわけですが、現在、養父市は第2子以降について半額にして、およそ1,400万円を単費で投入しているという理解、なおかつこれを全子供さん方に制度を波及したとするならば9,100万円のお金がかかるんだということの理解で、現行のところ養父市としては、第2子以降の半額でもって精いっぱい支えているんだというふうな理解をしてよろしいでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 多子世帯への負担軽減の、給食費での負担軽減ということで、平成28年度からこういう制度を取り入れさせていただきまして、1,472万円という金額がこの補填分に当たるということでございます。現在、そういったことで大変ありがたいという声も市民の方から頂戴をさせていただいておりまして、養父市のほう、この給食費の軽減以外にもいろいろな面で軽減制度、支援制度をしているわけでございます。給食費におきましては、現在の制度は平成29年度も引き続き行うというふうなことで、しばらくは今の軽減措置を継続したいというふうに考えておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はありませんか。  6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 予算書で175ページです。図書の購入費についてお伺いしたいと思います。新文化会館、それからそれに伴って図書館というようなお話が出ておりまして、計画のほうも平成29年に上がって、動きかけてまいります。特に、図書館につきましては市民の方が何を求めておるのかと言いますと、1箇所に、図書館に来ればたくさんの書物があって、それを読んだり、また家に持ち帰って本を、というような、そういうようなことかと思いますが、毎年330万円の平成29年度予算が上がっておるんですが、少ないのかなという気がしております。そこで、関連でお聞きしたいんですが、但馬の2市2町、図書館の購入費がわかれば教えていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 今時点で精査した数字ではございませんけども、過去の事例を調べたことがございます。朝来市ではたしか1,000万円くらいの予算だったと思います。豊岡市では1,800万円、2,000万円近い図書購入費だと思います。ほかの市町はわかりませんけども、確かにそれに比べては非常に少ない金額ではありますけども、書架のほうも、4公民館の図書室がございますけども、いっぱいにもなっておりまして、その限られた予算の中でいい本を選んでいこうということで、毎月選書会を担当者が持って選んでいったりしております。確かにもっともっと図書購入費があればよろしいんですけども、今の段階では養父市として精いっぱいの図書購入費になっているかなと思います。 ◯議長(深澤  巧) 6番、藤原哲郎議員◯議員(6番 藤原 哲郎) 次長のほうから、朝来市、豊岡市の図書購入費の金額も聞かせていただきまして、養父市は少ないようなことを感じました。これから図書館、というような動きが出てまいりますが、すぐ図書館ができるというものではないわけですから、今後を考えますと、今4館、4つの施設があります。ぜひ市民の方の希望されております、本の種類、数、量、たくさんあって、今のところは図書館がないけど、4つの旧町の施設に行けば、まあいい本が手短に見れたりしながら、文化的な面でも市民の満足度が高まるというふうに思いますので、ぜひ補正等も考えながら購入費をふやすというようなことも考えの中にはないのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 市の予算だけではなくて、民間の助成制度とか、そういったものも、いろいろネットを張りめぐらしたりいたしまして、図書購入できるものは考えていきたいなと思ったりしておりますし、市民の皆さん、業者の皆さんからのリクエストを頂戴します。こんな本を買ってほしいというふうなことをいただきます。そういうものを参考にしながら選書をしておりますし、市の蔵書だけでなくて、県の図書館協会のほうにも加盟しておりまして、県立図書館を中核にして、ほかの図書館との本の貸し借りなんかもできるようにしておりますし、もちろん県立の図書館でも、蔵書もお借りできるようにしております。いろんな方法を講じながら市民サービスに努めてまいりたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  15番、勝地貞一議員。 ◯議員(15番 勝地 貞一) 15番、勝地でございます。ページ数、171ページです。文化会館等の関係のことで確認をしておきたいと思います。6,600万円の予算がついておりまして、同僚議員が先ほど質疑をされましたが、その中で基本構想、基本計画、こういうものの中に、今考えておられるのは文化会館、公民館、それから凍結になっております、これも解除の手続をされておるようですが、公民館。これらのことしか、この計画の中には入っていないということでございます。ところが、やはり計画を立案していく、基本構想、基本計画といいますのは、基本設計もそうですけれども、やはり全体の計画に基づきまして進めていくということが必要じゃないかと思うんですが、1つ、候補地であります、八鹿の市街地の基本の計画も今年度別個にされるということも、先ほど答弁がありましたが、そういう形で計画をされる、また今現実に建設が行われております同施設ですね、これらどうせ解体をして、またそれらの跡地の利用、またそれに伴いますところの今後の利用の方向によっては変わってくるわけでございますが、それらの計画も当然この中に入ってくるんじゃないかなと思っておったんですが、今のところはその計画は全くない、こういうことでございます。予算面にしましても、何にしても全体の事業費がこれに伴いますところの事業費がつかめないわけでございますし、またほかの科目で、この今、言われました6,600万円のほかに、今後、跡地の計画でありますとか、全体の計画立案、これらのことについてはまた別個に考えられるおつもりかどうか、お伺いをしておきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 今の現八鹿文化会館がございまして、その跡地のことであるとか、それからもっと広く大きな計画なんかも必要ではないか、庁舎全体のことなんかも必要ではないかという御質疑かなと思いますけども、今緊急に整備をしていかんとあきませんのは、やっぱり八鹿の文化会館であります。耐震性も脆弱な判断が出されましたので、それを先行して計画を練っていこうということで考えておりまして、これから先、私ども市民生活部、公民館の分だけじゃなくて、庁舎全体で考えていく必要はありますけども、今計画策定をしていく段階では八鹿文化会館、公民館、図書室機能について検討してまいるということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、勝地貞一議員。 ◯議員(15番 勝地 貞一) ただ、6,600万円で、その緊急かつ、それはよくわかるんです。耐震をすれば、やっぱり危険であるということで、建て替えをするということは、これはよくわかるんですけれども、やっぱり全体計画、跡地の利用、こういうもんも含めて検討されないと、取ってつけたような形で、これだけして、後の分はもう、ということにはならないと思いますので、やはりするんであるならば、やっぱり全体、基本構想、基本計画っていいますのは、やっぱり全体の計画を立案する、これが必要じゃないかと思っておるんですが、市長、ここらの考え方はいかがお考えでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 広瀬市長。 ◯市長(広瀬  栄) 養父市のまちづくり、土地利用の基本的な考えは、都市計画マスタープランで、これは平成24年、平成25年ごろですか、今方向性を示しているところでございます。それに基づく全体の土地利用を図っていくということ、その一環としての今回の市民会館の建築ということでございます。事業を進めながら、私は、いろいろ状況において検討していく、それのほうがより適切であると考えております。最初からこうありきというのは、やっぱり非常に問題があると思っておりますので、やはり時代も動いております。状況も変わってきております。全体を見ながら、少しずつ考えていく。そういう、どう言ったらいいんですかね、方向で進ませていただけたらと考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 5番、津崎です。先ほど図書館のことが出ましたので、図書のことです。163ページから始まりますが、163ページの説明書きのところ、一番上に図書購入費があります。これは小学校の図書の購入費ということで、それから後にも中学校とか、先ほど公民館も。公民館は、図書の選定方法はわかりましたけど、小学校と中学校の図書の選定方法はどうやってるんですか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) ここのほう、小学校費、中学校費も図書費を組んでおります。それぞれ学年ごとに、文科省なりのいわゆる選定図書いうんですか、こういうのを生徒さん方に読んでいただきたいというふうな、指定した図書もございます。そういったものも含めながら、児童生徒さん方にふさわしい図書というのを校内での委員会、選定委員さん等で選んで購入をさせていただいてるのが実態でございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員
    ◯議員(5番 津崎 和男) 小学校と中学校、そして公民館も含めて、全体で740万円か750万円くらいな予算になると思います。図書、本当に、図書館建設に向けて大事なことだと思うんです。図書館の建設の際、現在1人図書館司書がおられますけど、これは公民館の図書とか、小中学校の図書の購入に当たっては、意見を聞いたりとか、別に職員の方でなくてもいいんですけど、一般の方の図書館司書なりの資格を持っている方に意見を聞いたりということはないんですか。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 今、市内4つの公民館の図書担当の中に、臨時職員ではありますけれど、図書館司書の資格を有した有資格者を配置しておるところでございます。その図書館司書を中心にして、各4館、あと3館の図書担当者が集まって選書会。その選書会の中にも新聞の書評であったりとか、出版業界からの推奨、それから先ほど申しました市民の皆さんからのリクエスト、そういったものを参考にしながら選書をしております。県立とか、そういうところからの情報も得たりしながら、選書をして、次の月には図書室に新しい本が並ぶというふうなことで行っております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 図書館司書がその選定の会議に出ているということですか。 ◯議長(深澤  巧) 古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) 図書館司書が中心になって、あと、担当者の意見を聞いたりしながら、毎月この本をどこの公民館図書室に入れようということで選書をして、それぞれ年間の予算を十分有効に使いながら選書をしております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 次の項目で159ページの学校教育総務費ということで、右の表の高校生の修学援助ということで、下宿支援補助金という項目があります。これ、216万円ということで、但馬農高の下宿代ですかね。この実績、人数とか件数とかわかりましたらお願いします。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) この制度でございますけども、御利用いただいていますのが、平成27年、平成28年を1人ずつということでございます。年間でいきますと、72万円の支出というようなことが実績でございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 次にいきます。ありがとうございます。186ページ、教育費の2目、体育施設費。これ、ちょうど表の単純なところなんですけど、前年度より1億円近くふえているのはどういうことですか。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                 午前11時37分休憩        ──────────────────────────────                 午前11時38分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  古段市民生活部次長。 ◯市民生活部次長(古段  守) この体育施設費の増額要因ということであろうかと思います。その一つには、私ども市民生活部公民館のほうで所管しております、予算書の中では189ページですが、中段から下の体育館管理運営事業費の一番下の施設修繕工事請負費、これが5,020万円かかっております。これは養父の体育館の屋根のふき替え工事であります。体育館から屋根の雨漏りが非常に激しくなっておりまして、利用者の方々にも不便を生じさせています。アリーナにも水が落ちたりするような状況で、非常にこう、危険な状態でありますので、放置できません。そのために5,020万円をかけまして工事を行ってまいろうということでございます。それにあわせて、その上にあります設計監理委託料、これも体育館の屋根工事の設計委託料でございます。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) もう一つ要因がございまして、私どものほうの教育委員会生涯スポーツセンターのほうで管理してます体育施設費、先ほど御質疑がございました、都市公園施設等の管理運営費の分が4,300万円ほどふえておるというのも要因かと思います。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) わかりました。最後に、先ほど給食費のことが同僚議員からありましたが、193ページ、説明書きのところで、学校給食費の給食材料費ということで9,133万7,000円ということで、これはざっと2,100人分と聞いておるんですけど、その分の材料費ということでいいですか。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) その分でございます、給食の食材料費は9,133万7,000円でございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) この2,100人のうち、たぶん教職員の方もおられますけど、大体何人ぐらい。100人とか200人。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 教職員の先生はおおむね200人近くということです。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) 3番、田村です。予算書の187ページの中段にあります、全天候運動場管理運営事業費であります。これ、前回のときに、ここの管理条例の一部を改正する条例のときに、この全天候運動場の管理運営費については、養父市の社会体育の拠点の事務所を置いているという関係もあって、予算も大きくなっていると。今後、つるぎの指定管理の更新の時期にあわせて、指定管理の移行へ検討していくと答弁をいただいております。今回この事業ですけれども、そういうふうに指定管理の更新に合わせてどのように検討されてきたのか。それからさっきも言われたんですけど、つるぎが丘公園の事業費でありますけれども、今まで直営というのは一切なかったわけなんです。それから、前回ですけれども、はさまじの公園のときに指定管理料を出す、出さないという問題もありましたので、その辺だらだらと考えるんじゃなしに、直営にした、その根拠をお答えしていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 全天候運動場の指定管理についての協議はどうであったかということでございます。この平成29年度から都市公園施設も指定管理の期限が切れるというふうなことで、総合的に検討しましたんですけども、県から、あの施設、譲渡を受けております。健康の推進、生きがいの創造、こういう施設等があります。それから、養父市内外からの御利用も多いということでございますし、特に全天候運動場、芝生広場、それから冬期間でも御利用いただけるというふうな施設でございますので、そういったものの運営等も考えまして、都市公園とあわせてというふうな検討も重ねたわけでございますが、当面サービスの継続と利用者の状況等も鑑みて、都市公園と全天候運動場は分けてというふうなことで考える中で、この平成29年度に向けての募集要項は都市公園施設だけというふうにさせていただいたわけでございます。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 直営にした根拠でございます。指定管理の協議のほうが、11月末12月前半に調わなかったというふうなことでございまして、今現在の利用者の方に不便はかけられないというふうなことが第一であります。このままだと施設の運営に大変重要なおそれがあるということでございます。そういった中で、直営で、この時点で判断をさせていただいて、平成29年度、利用者の方に御迷惑のかからない体制をとりたいということで直営をさせていただいたというふうなことでございます。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) この体育施設であります、活動指標というんですか、この施設の利用者を11万人に目標に上げておられます。平成27年度の実績で8万4,958人ですかね。それから大屋のB&G、2万一千七百何ぼで、合計すると10万6,756人、平成27年の決算のときに出とるわけですけれども、市が直営してこの施設の利用者を11万人にできるのか、その目標を挙げた根拠について、御答弁をお願いします。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 募集要項のほうの数字でいきますと、都市公園で10万3,000人というのを要求水準というふうなことで掲げさせていただいております。定例的に御利用いただける団体、それから臨時的にある大会等々を含めて御利用いただいておるわけでございますけれども、目標になるべく続くように、事業運営でありますとか、教室の開催とかをして、行っておるわけでございます。もう既に平成27年度の実績で、都市公園等の施設では8万4,958人というのが利用実績でございますけども、この募集要項でも掲げました、この10万3,000人という数字につきましては当然、市が直営になりましても、御利用いただく団体の目標数として考えておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) これ、目標数ですね。平成26年度で7万1,000人、この施設。平成27年度で8万4,958人。1万3,958人の増になっているんですけれども、果たして平成28年度決算でどうなるか、数字がまだわからないと思うんですけれども、その10万300人というのが本当の目標に達せる数字であるのか、ただ、理想で挙げておられるだけではないのかと。その本当に、根拠をもってその目標数値を出しておられるのか、再度確認させていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) 利用者の増を図るために、市も当然、事業をするわけでございますし、指定管理のほうで募集要項に書かせていただいた要求水準というものも目標数値ということで、業者の方に御努力いただいて、その数字を目指していただきたいということでございます。利用者の実際どうであるかというふうにつきましては、天候のかげん等々もございますので、その年々によって違いますけども、あくまでも目標というものは、市の直営になっても多くの方に御利用いただきたいということには変わりございません。 ◯議長(深澤  巧) 3番、田村和也議員◯議員(3番 田村 和也) この目標数値で予算を立てられていると思うんですけれども、この人数でいくと、利用料いうんですかね、使用料、どれくらい見込んでおられるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                 午前11時49分休憩        ──────────────────────────────                 午前11時52分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を開きます。  小林教育部長。 ◯教育部長(小林  実) お答えします。都市公園施設におきます利用料の収入でございますけども、2,934万7,000円を見込んでおるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、一般会計予算歳出の10款教育費の質疑を終結します。  次に、一般会計予算歳出の11款災害復旧費、12款公債費、13款諸支出金及び14款予備費について質疑を行います。  質疑はございませんか。  14番、西田雄一議員。 ◯議員(14番 西田 雄一) 195ページです。災害復旧費の農林水産施設災害復旧費と公共土木の施設災害復旧費、この2つですが、ここに国、県より支出金が出ております。それで、これ、歳入のほうを見ますと、27ページの災害復旧費の、これは県の補助金で、農林水産業費の災害復旧で農地農業用施設と林業施設と、この2点と、それと公共土木の災害復旧費ですが、これには歳入の19ページの、これは国になりますね、公共土木施設の災害復旧事業費の現年で出とると。この3点から出とるということですか。どうですか。お聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) 国庫補助災害の分になりますので、国の分の公共土木災害の100万円と、農業土木災害の分、農林につきましては県のほうの予算を経由してくるということで、ここにそれぞれ計上いたしておるものでございます。でして、同額のものを計上いたしております。1,000円です、済みません。 ◯議員(14番 西田 雄一) それでは、そういうことで補助率なんですが、県のほうが補助率50%、農地災害復旧事業費補助金、補助率50%。それから林道施設の災害のほうで補助率50%と。それで、公共土木のほうなんですが、これの現年のほうで負担率が66.7の10と書いてあるんですが、これで数字は間違いないのかどうか。これ、だいぶたくさん出るようなことになるんですが、分母のほうが少ないんですが、そこのところ、どうですか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) 公共土木災害のほうのカッコに書いてあるのは、66.7%の補助率があるということが、事業費に対しての補助率が、負担率が66.7%ということで書いてありまして、1,000円につきましては歳出に対して……。済みません、100分の66.7の間違いでございます。失礼しました。 ◯議長(深澤  巧) 14番、西田雄一議員。 ◯議員(14番 西田 雄一) 私のいただいた予算書では、公共土木施設の災害復旧事業費の負担金が現年(負担率66.7)、それから斜めの線がありまして、下に10と書いてあるんですが、これ、100ですか。どうですか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(加藤  忠) 10ではなく、100でございます。失礼いたしました。 ◯議長(深澤  巧) 14番、西田雄一議員。 ◯議員(14番 西田 雄一) この際、これの訂正を求めますが。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                 午前11時58分休憩        ──────────────────────────────                 午前11時59分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) ただいま御意見のありました公共土木施設災害復旧事業費負担金でございますが、印刷上、66.7スラッシュの10となっておりますが、これ、100の誤りですので、訂正させていただきます。申しわけございません。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 済みません、時間があまりないんかなというふうに思いますが、1点、予算書の197ページ、特定目的基金の関係であります。いただきました平成29年度の予算参考資料の3の基金の状況で見ますと、地域福祉基金、一番上に書いてあります、この基金が平成27年度末の残高が6億988万7,000円。まあいろいろとあるんですが、平成29年度の積立金が76万7,000円。運用の利子の部分だけの積み立てになっているというふうに思いますが、一般的にこの基金については、果実運用型といいますか、利子を使いながら原資を守っていくというふうなのが制度かなというふうに思うんですが、執行がない。積み立てのみになっている。これはどういった考え方になっているのかというふうなことについてお聞きをします。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) 地域福祉基金につきましては、先ほど政次議員の言われたとおりで、当初は果実運用型ということで利子のみを高齢者等の福祉施策のほうに充当していくという性格の基金でございました。ところが、ちょっと年度は今忘れたんですけど、平成18年ごろからだったと思いますけど、元金も潰してもいいですよというふうな県のほうの通知は来ております。事業に充てようと思えば、元金を潰しながら事業ができるということではございますが、今現在差し当たって大きな施設を整備するという計画はございませんので、取り崩しはせず、利息分のみ積み足しさせていただいているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 抜本的に、今言われますように、元本も取り崩しはOKであるというふうなことで、施設整備に充てるんだというふうな考え方のようなんですが、施設整備も執行が可能だろうというふうに思いますし、ソフト面での執行も可能だろうというふうに思います。予算書全体的に見ていきますときに、単費がかなり財源として充てられとるというのも事実であります。こういった有効な、その果実の部分の運用であったり、あるいは健康福祉部なんかの事業として、もっとやりたいというふうなこともあると思うんですが、一般的に積み立てばかり、今おっしゃるように施設整備をやっていくんだというふうなことで、その整備の予定の時期、予定の内容も今のところは把握してないんだという御答弁だというふうに思いますが、それならば今言いますように、現状の養父市の財源の状況を考えていきながら、こういったものについては年度内に執行していって、さらにその福祉のサービスを、充実を図るべきだというふうに私は考えておりますし、この予算の積み立てについて、執行について、本当に総務企画部と健康福祉部との間で、予算がこれぐらいの利子がつきます、この運用についてはどうしましょうかというふうなことの連携が図れてるのかどうか、この辺について御答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) 養父市の場合は、基本的には経常経費の枠配分で予算をされているのが原則となっております。それ以外の必要な部分、特にこういう施設を整備したいとか、こういう事業に重点を入れたいとか、そういうのは新規事業施策のヒアリングですとか、主要建設事業のヒアリング等を持ちまして予算を別に充てていくというふうにしておりますので、今のところ、現状予算で行っていただけるということですので、特に崩す必要はない。もしあれば、利息なり、元金等を崩しながらやっていくのは当然かと思っております。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) こだわる形になりますが、今、企画総務部のほうの予算編成に対する考え方をお聞きしました。健康福祉部のほうでは、この基金の運用について、どういうふうなお考え方を持っているのか、改めてお聞きをさせていただきます。 ◯議長(深澤  巧) 本間健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(本間 孝子) 今、総務部長が申し上げましたとおり、大きな事業には確かにこの基金を活用するといったようなことも考えていかなければならないと思っておりますけれども、当面は現状の財政運営の中で財源を捻出して、事業に充てていくといったような考えでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 政次議員と同じ196ページ、197ページで、いわゆる財政調整基金ということで、来年度750万円ほど積み立てるということなんですけど、これ今現在、56億円ほど。だんだんふえていますけど、これはもっとふやしていくのか、目標額があるのか、どうでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) 財政調整基金といいますのは、年度間の財政の不均衡といいますか、を調整するために、財源不足等を調整するために、また災害等思わぬ事態に備えての基金となっております。今、議員のおっしゃいましたように、目標があるのかと。積み立てに目標があるのかということにつきましては、今のところはございません。我々もどのくらいの額が適切なのかというのは、また今後研究していく必要があろうかと思っておりますが、今のところ目標はございません。ただ、使うほうも今のところ、第二次行革だったと思いますけど、財政調整基金につきましては、繰上償還のみに崩すことはできると。当然、災害等の取り崩しは当たり前のことなんですけど、それ以外につきましては、繰上償還以外は使わないというふうなことが定められておりますので、それに従って平成32年までは今現在の行革期間中につきましてはそのとおりに従っていこうと思っております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 行革のことで、図書館等で凍結を解除するという方針、解除したい、すでに行革の委員会も、こっちの方向に動いておるようなんですけど、これについてその行革で回答なり、雪が溶けたらということで、現在のように繰上償還ばっかり使うんじゃなしに、ほかにも使えるようになるということでしょうか。
    ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) 今の第三次行革に沿って、財政運営はしていくつもりでございます。そのほかの行革等によって凍結された云々というのは、それは仮定の話になりますので、今は控えさせていただきます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 仮定の話なので、これを現在、平成29年度は繰上償還にしか使わないという回答でいいんですか。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) 第三次行革は平成29年度までの間はそういう方針になっておりますので、そのとおりでございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 財政調整基金、先ほど藤本部長の御説明もありました。災害にも使える、使うべきだということで、今年の、皆さん、大雪ありました。昭和59年以来ということで。議員をしておりますと、あちこち除雪の苦情もあったんですけど、本来、市がするべき除雪の作業が入れない端々の地域で、車が入れない、除雪車が入れないからできないということで、地元の住民がみずから、それこそガソリン代も自分で払ってとかいうことがあります。この際に道路を広げるとか、除雪車をその地域に、あちこちに点在する、不便な、まあ救急車も入らないとか、消防車も。雪が降った場合ですよ。大雪が降った場合、入れない。そういう地域をなくすためにこれ昭和59年以来の降雪、30年、40年に、一遍の災害です。地震とか台風も災害ですけど、大雪も災害です。ぜひこれに、そういう住民の御苦労が、そういう市道の拡幅なり、除雪機の購入にぜひ使っていただきたいんですけど、それに該当する要件ではないでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) そういう事業、建設事業等、道路拡幅等の事業、そういうのも使おうと思えば使えると。財源がなければ、使わせていただくことはやぶさかではございません。ただ、そのためにはやはり担当部局のほうからまず事業計画を上げていただいて、その中で主要建設事業等の計画に乗せていただいて、その後、財源が不足する場合には財政調整基金等を使っていくという道筋になろうかと思いますけど、そのほかにも財源としましては起債等もごさいますので、できるだけそちらのほうも使って、有利なものを使っていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 市民の生活に役立つような使い方を、財政調整基金、していただきたいと思います。市民からの声もあります。例えば、今回は地震ではないですけど、大規模な地震があった場合は、そら建物とか道路が壊れたら、こういうものを、財政調整基金を使うはずです。今回も大雪だったんですけど、例えば県や国に養父市もいろいろと大雪については予算措置をしてくれとか、要望を出しとると思います。逆に養父市の小さい地域において、養父市職員なり、それこそ端々のことにきちんと目をやって、市民の生活を守っていくように、雪が降ったら救急車が入れない、消防車も入れない、デイサービスの迎えが来ないとか、ヘルパーさんが車で行けないとか、こういう事態、皆さん、職員さん、認識されておると思います。こういうことが何年に一回しか、40年、30年に一回しかありませんけど、こういうことに使うべきだと考えます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、一般会計予算歳出の11款災害復旧費、12款公債費、13款諸支出金及び14款予備費の質疑を終結します。  暫時休憩します。                 午後0時13分休憩        ──────────────────────────────                 午後1時15分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、給与費明細書等について質疑を行います。  ページ数予算書の198ページから209ページまで。  質疑はございませんか。  5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 5番、津崎です。199ページの職員数のところがありますけど、ちょっと教えていただきたいのが、300人の正職員ということですが、ここには257人とかということで、この残りの分はどういう方ですか。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) ここにお示ししていますのは一般会計のみを計上させていただいています。ですので、残りは特別会計のほうにおります。 ◯議長(深澤  巧) 5番、津崎和男議員◯議員(5番 津崎 和男) 職員数300人ということで、ここ数年でだいぶ、300人で安定しとると思いますけど、これから先はふやすのか、減らすのか、このままでいくのか、当然業務がふえるとふやす必要があるはずですし、その辺の回答をお願いします。 ◯議長(深澤  巧) 藤本企画総務部長。 ◯企画総務部長(藤本 浩一郎) 今のところは300を目標としております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、給与費明細書等の質疑を終結します。  以上をもちまして、議案第1号の質疑を終結します。  次に、議案第2号、平成29年度養父市国民健康保険特別会計予算についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、議案第2号の質疑を終結します。  次に、議案第3号、平成29年度養父市養父歯科診療所特別会計予算についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、議案第3号の質疑を終結します。  次に、議案第4号、平成29年度養父市後期高齢者医療特別会計予算についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、議案第4号の質疑を終結します。  次に、議案第5号、平成29年度養父市介護保険特別会計予算についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 介護保険の会計の中で、歳入部分で、県から基金の借り受けが予算に計上されておると思います。1人当たりの額が幾らになるのか、数字を教えていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 本間健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(本間 孝子) お答えいたします。第6期の介護保険計画では、介護給付費が計画に比べまして、2.27%伸びております。この関係で、保険料で賄うべき財源に不足が生じておりまして、県の財政安定化基金から2,200万円を借り入れるという形での予算を計上させていただいております。この2,200万円が1人当たりの保険料にしますと、月額69円程度になろうかと見込んでおります。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 県からの財政安定化基金からの借り受けを受けられて、月額で69円というふうなことであります。第7期のこれから介護保険の事業計画を策定していかれる際に、この数字についても当然保険料の返還の部分が生じますので、変動の要素の一つになるんかなというふうに考えておりますが、間違いないでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 本間健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(本間 孝子) この2,200万円を借り入れますと、次期、第7期の計画で償還していくことになります。これは保険料に上乗せをして徴収させていただいて、償還をするといった形になります。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 介護の予算書の16ページ、17ページの部分で、先ほどから一部御答弁もいただいておるんですが、本年度介護保険の事業計画の策定業務が生じてくるというふうに考えております。先ほどから第6期の部分の介護保険事業計画の中で、伸び率の話も出ておりましたが、基本的にここで策定されます介護保険事業計画については、平成30年度から平成33年度までのサービス基盤も想定をしながら保険料等の内容を算定してくるというふうなことになろうかというふうに思いますが、サービス基盤につきましての読み、それから給付に対する伸び、どういった形になるのか、現状で把握できる範囲といいますか、サービス基盤が例えばもう既に平成30年からこんなことが予定されてるんですよというふうなことを把握されとるようでしたら、触れていただいたらけっこうですし、もしないようでしたら、ないなりの答弁で結構ですので、よろしくお願いします。 ◯議長(深澤  巧) 本間健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(本間 孝子) 今、ニーズ調査などをしておりまして、サービスの不足などについて把握しているところでございます。その中で、サービスに不足が生じるような、施設整備が必要だということになれば、その計画に盛り込んでいくことになろうかと思います。今時点ではどのような施設を整備するという計画はございません。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、議案第5号の質疑を終結します。  次に、議案第6号、平成29年度養父市水道事業会計予算についての質疑を行います。  質疑はございませんか。 ◯議長(深澤  巧) 8番、政次悟議員。 ◯議員(8番 政次  悟) 続きまして、水道の事業の関係の質疑をさせていただきます。水道の予算書の14ページで、報告のセグメントの関係の数値がこのページに表示をされております。単純にいえば、現状の水道会計というのは5億2,944万円の収入を得るために9億9,561万4,000円、すなわち営業損失としまして、ごめんなさい、水道事業の分だけで言うてますね、合計欄の部分で言いましたら、ちょっと数字が違います。営業収益が5億2,979万3,000円、営業費用が10億1,000円、それから営業損失が4億7,000万円ほどになっております。単純に見ましたら、多くの市民の方については、今言いますように4億7,000万円の享受を受けておると。本来のその水道料だけでこの事業を賄おうとすれば、今の倍ぐらいの水道料でないと、この会計は持たないのでしょうけれども、その分、市の分の繰り入れであったり、各種の補助金をいただきつつ、今申しますように4億7,000万円の赤字が出ておるというふうなことですので、享受を受けておるという理解の仕方でよろしいでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 林まち整備部長。 ◯まち整備部長(林  安宏) この部分につきましては、議員おっしゃいますように、一般会計とかのほうからの繰り入れというようなことで、まあどうにか維持を計上しておるということで、議員の指摘のとおりというふうに思い、というふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、議案第6号の質疑を終結します。  次に、議案第7号、平成29年度養父市下水道事業会計予算についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、議案第7号の質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第7号までの以上7件は、会議規則第38条第1項の規定により、予算特別委員会に付託します。  以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了しました。  お諮りします。  委員会審査のため、2月28日から3月12日までの13日間、休会したいと思います。  御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、2月28日から3月12日までの13日間、休会することに決定しました。  次の本会議は3月13日月曜日午前9時30分から開きます。  本日はこれをもって散会します。  大変御苦労さまでした。                 午後1時26分散会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────────────────┐
    │                                         │ │                                         │ │  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。             │ │                                         │ │                                         │ │    平成  年  月  日                          │ │                                         │ │                                         │ │                  議  長   深  澤     巧      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   足  立  隆  啓      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   田  村  和  也      │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...